大切な我が家と財産を守るために。だまされないで!悪徳リフォーム。
知っておきたい悪質リフォーム業者のこと
1)こんな誘いには気をつけましょう〜悪質リフォーム業者の近づき方〜
A. 頼んでもいないのに点検(診断)にくる
- 「無料でお宅を○○診断させていただきます!」
耐震診断や屋根・外壁などの診や白アリ、基礎の通風口の網張りなど、住まいの無料診断を口実としたさまざまな訪問があります。点検商法の場合は、アフター事業部とか工事部だと名乗ることもあります。
たいていの場合、営業が工事部やアフター事業部に化けている事が多いようです。営業として訪問しても信用してもらえないので、この様に言うのです。
メーカーから依頼された点検、近所を工事しているので、などと言ってくる業者は疑ってみた方が良いでしょう。
以前工事をやったときの下請けなどと言う会社もありますが、そういう場合は、以前どこで契約したか確かめ、電話などで確認しましょう。そのためにも、契約書は常に残しておき、どこで工事したか覚えておきましょう。
中には、「役所から点検に来た」と偽って訪問するケースもあります。
B. 近隣挨拶を装って、リフォームを勧める
- 「ご近所で工事をさせていただいています!」
ご近所での工事の近隣挨拶を装って近づく手口です。
もちろん優良業者はご近所への挨拶を必ず行っていますが、挨拶から別の話題(工事の営業など)に切り出す訪問者には注意が必要です。
「近所で工事しているので、その次なら今回これだけ安くする」とか、「材料費だけでできる」とかいう言葉は注意してほしいです。
C、不安感を狙ったアプローチ
- 「たいへんですよ。お宅の壁にひびがはいっています」など・・・
外から見て判断が容易な屋根や外壁、基礎などのひび割れや劣化、雨漏りや水漏れなどを指摘して訪れるケースです。
屋根に上がり、わざと瓦をずらして写真を撮って見せるなど、悪質な行為を行う業者もいるようなので、最初から受け入れないほうが良いでしょう。
このような指摘を受けた場合は、信頼できる業者に連絡して再点検をしてもらいましょう。
2)こんなお宅が狙われやすい!〜悪質リフォーム業者の狙う家〜
A. 古くて傷みがありそうな一戸建ての家
- 見た目に古くて傷みがありそうな一戸建ての家などが狙われやすい傾向にあります。
B. 子どもたちが出たあとの老夫婦や老人一人暮らしの家
- 悪質業者は、表札から洗濯物、また庭の状況を見ながら、どのような人が暮らしているかを確認してから訪問してきます。
特に、高齢者の方々だけで暮らしているお宅などを好んで狙います。
C. 「セールスお断り」等のステッカーが張ってある家
- このようなステッカーが貼ってあるお宅は、過去に「訪問販売」などで断りきれず苦い経験をされた家が多いものです。
そこを逆手にとって狙ってくる事も多いものです。
3)悪徳リフォーム業者が狙う場所はどんな部分?
A. 外からチェックできる屋根や外壁、基礎や土台など
- 外から確認しやすい屋根や外壁、基礎などに目をつけるケースが多いようです。
「屋根の瓦がずれていますよ」などの指摘を口実に、見ず知らずの業者から突然の訪問を受けた場合は注意が必要です。
B. 家の人も気づかない床下や天井裏など
- 訪問業者を家に上げてしまったあとに、点検と称して、普段なかなか家の人が見ることがない床下や天井裏をのぞき、住まいの欠陥を指摘することも多いようです。
対応の基本は、その指摘を鵜呑みにしないこと。信頼できる専門家への相談や報告がまず先決です。
C. 集合住宅に多い、階下に迷惑がかかりそうな水まわりスペースなど
- 一戸建ての家に限らず、マンションなどの集合住宅も悪質業者に狙われることがあります。
集合住宅の場合は、下の階に漏水などで迷惑がかかりそうな浴室やトイレといった水廻りなどを見て「すぐに修理しなければ、下の階に迷惑がかかり、賠償や工事費用も何倍もかかります」といった言葉をかけてきます。
4)悪質業者の勧誘手口〜悪質リフォーム業者はこうして誘う〜
A. 「本日中にご契約いただければ、工事費を半額にします」
- 悪質リフォーム業者のセールストークは、高額な見積金額を半額などの大幅値引き(数十万、数百万単位)を提示してくる場合があります。
その条件は「今日中の契約」
安易な値引きは疑ってみましょう。大幅な値引きができると言う事は元々の見積金額の根拠が曖昧だと言う事も言えるでしょう。
B. 「モニターになっていただければ、サービスをさせていただきます」
- 製品の購入動機や施工後の使い勝手などを報告してもらう
モニター(被害者)になることを条件に、多額の値引きを提供する手口も多く見られます。
「この地域で販売をするにあたって宣伝になるので、その分大幅に安くします。よそには言わないでくださいね。」というもの。"モニター”制度がすべてとは限りませんが、あまりにも大幅な値引きなどの場合は注意しましょう。
C. 「〜サービスですが、〜企業の製品でリフォームしませんか?」
- 誰もが知っている大手企業(メーカー)の製品をすすめる、大手企業と同じような名前の会社で信用させ、馴す手口も見られます。名前だけで判断するのは危険です。
D. 「介護保険を使って、費用負担無しでバリアフリーの家にできます」
- 高齢者の方々を対象に、介護保険を利用して、自己負担無しでリフォームできると口にする悪質業者も増えています。介護保険を使い、住宅を改修するには、「最大20万円までの工事で自己負担1割」つまり最大でも18万円までの支給までです。
また、保険支給の対象となる工事内容も定められていますので、自己負担無しで工事ができると言うのは大嘘です。(*平成19年5月現在)
まずはケアマネージャーや自治体の福祉課、などにご相談ください。自治体の介護保険受領委任払い制度登録業者などだと、制度にも詳しく安心です。
5)悪質リフォーム業者の特徴〜こんな時は要注意〜
A. 一度断っても何度もしつこく訪問
- 一度断られても、悪質リフォーム業者は何度でも足を運ぶことが多いようです。特に高齢者の方は、そのような時に根負けして契約してしまうことも多いようです。
あきらめず毅然とした態度をとりましょう。
B. 契約まで何時間も居座る
- 悪質リフォーム業者にとって契約をする事が一番の目的です。場合によっては何時間も居座り、断ってもなかなか帰ってくれない事もあります。どうしても引き下がらない場合は、知人や場合によっては警察に連絡しましょう。
C. 契約後すぐに着工
- 強引に契約を迫る悪質リフォーム業者は、契約後すぐに工事を始めようとします。
契約のキャンセルが出来ないようにする為です。
施工内容や、工事打ち合わせを十分にしないまま工事を始めようとした場合に「待った!」をかける事も必要です。
6)悪質リフォームの値段の秘密(訪販の場合)
- 訪問販売を行っている企業の中にも優良なリフォーム業者もありますが、悪質リフォーム業者の最も多い営業方法が訪問販売であるのも事実です。
売り方の仕組みの上で、
訪問販売
→高い利益で仕事を取らなければ成り立たない
→お客様に提示する金額が相場の2倍以上
→普通では売れないので、強引・詐欺的な売り方になる
という構図は理解できると思います。
7)契約書の作成と「客電」
- 訪問販売の世界は契約をとることが全てである、と前途しました。ですから、契約をとるためには必死になります。
契約がなかなか決まりそうにないときは、居座り戦術を使います。
家の中に上がり込んで長時間話し込むと、お客さんも根負けして、とりあえずその場から逃れたいという気持ちで、つい契約させられてしまうのです。
契約が決まったら、素早く契約書を作成します。
「住所はここです。電話番号はここです。」というように書き方を教えて、考える隙を与えずに契約書を作ってゆきます。
場合によっては「契約は取り消せない」というようなことを吹き込みます。
(
* 訪問販売の場合は「クーリングオフ制度」がありますので、一定期間の間であれば解約可能です。)
- とどめは「客電」です。「客電」というのはというのは業界用語で、お客さんの目の前で会社に電話を入れて値段交渉したり、契約報告をすることです。これをする事で、「もうキャンセルできないな」と思わせるのです。訪問販売の営業マンが一番怖いのはキャンセルですから。ちなみに客電を入れるときは、実際にかけているわけではなく、かけるフリをしていることが多いそうです。
8)クリーングオフ 〜伝えるべき事を伝えない〜
- クーリングオフの話は、法的に契約の前に話すことになっているのですが、実際はほとんど触れません。キャンセルされる恐れがあるからです。お客さんにそういった情報は与えないようにします。冷静に考えさせず契約をとっているわけですから、情報を与えたらキャンセルされるのは業者もわかっています。ですからクーリングオフの話は避けようとします。(もちろん違法です)
また、強引に契約を取るためその場でローンを進めることが多いものですが、ローン用紙は4枚か5枚の複写紙になっています。一番上の表紙の部分に、訪問販売のクーリングオフについて書いてある紙があるのですが、その部分はお客さんには渡さないことも多いようです。そういう部分は徹底してキャンセルさせないようにしています。
|