当社は、金融商品取引法第24条の４の４の定めに基づき、財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制を整備し、社会的信用の維持・向上に資するため、以下の基本方針を定める。
・当社グループは、財務報告が適正に行われるよう、当基本方針に基づいて規程及び規則を定め、当社グループ全役職員にそれらの遵守を徹底して会計処理を実施する。
・当社グループは、不正行為はもとより、会計基準の不十分な理解や不注意などによって生じる重要な虚偽記載は、当社グループの財務報告の信頼性を毀損し、信用を失墜させることを全役職員に広く注意喚起するとともに、前項に違背した場合は、厳正な処分が下されることを周知徹底する。
・取締役会は、財務報告とそれに係る内部統制に関して、適切に運用していることへの監督・監視責任があることを認識し、実行する。
・財務報告の適正性を確保するために、適切に組織を構築するとともに、財務報告に係る職務分掌を明確化し、権限及び職責の適切な分担を行うものとする。
・重要な虚偽記載が発生する可能性のあるリスクを識別、分析した上で、そのリスクを低減する有効な内部統制を担保する体制を構築し、誠実に実施してその低減に努める。
・財務報告に係る情報の適正性を確保するための仕組みを整備するとともに、内部統制を日常的にモニタリングすることによって把握された内部統制上の問題または不備を、適時・適切に報告・是正するための体制を整備する。
・財務報告に係る内部統制に関する重要情報は、経営者、管理者、担当者の各レベル間において、それぞれの適時かつ適切に伝達されるシステムを整備・構築する。
・財務報告に係る内部統制に関連するＩＴ基盤の重要性を理解し、関連するリスクを適切に把握して低減を図るとともに、ＩＴ統制を有効に利用することで内部統制を効率的に運用する。
・当社は、金融商品取引法に基づき当社グループの「経営者による財務報告に係る内部統制の評価及び報告」を誠実に実施し、その過程で発見された内部統制の不備及び重要な欠陥を直ちに是正する体制を整備・運用する。