新田 義正

取締役
2014年3月入社(中途)

ご縁を大切に、ファンを増やしたい。

お客様とのご縁を大切に、「満足」以上のサービスを提供したい。お客様に感動いただくこと。感激いただくこと。そして感謝いただくこと。この3つの「感」を概念に、仕事に取り組んでいます。
お引渡しの際には、感極まって涙されるお客様もいらっしゃいます。そして「建てて終わり」ではなく、お客様とのお付き合いは工事後も続きます。お食事やお酒のお誘いは良く受けますし、お子様の誕生日パーティーに呼ばれたこともありました。本当に家族の一員のように接していただけます。そのような人間関係を築き、仕事を通して縁を育んでいきたいと思っています。
父の影響もあり、学校を卒業後、自然と建築の道に進みました。建築・リフォームの営業に加え、設計・デザインや積算(見積り)、施工監理のスキルも身につけ、前職では会社の経営・人材育成にまで携わっていたのですが、たまたまご縁があり、安江工務店に声をかけてもらいました。
安江工務店は名古屋市を中心に愛知県内で幅広く店舗展開をしていますので、これまでよりも多くのお客様にお会いできるのではないか、そして今まで以上にご縁やファンを増やしていけるのではないかと思い、入社を決めました。

当たり前のことを、当たり前に。

営業マンとして安江工務店に入社し、わずか半年で店長に昇格。1年後にはリフォーム事業部の事業部長に抜擢されました。
もちろん営業ですので成績や結果も大切ですが、それよりも、数多くのお客様に確実にご満足いただけたということ。そして、「当たり前のことを当たり前にする」という仕事の向き合い方・姿勢の部分が評価されたのだと、自分では思っています。当たり前のことを当たり前にすると言っても、当たり前の基準は人によって違います。また、これを普通にやるのが意外と難しいと言われています。私は、言ったことは必ずやる、有言実行型の人間です。
人は元来変化を嫌うもの。現状維持はラクですから。そこでどうやって自分の考えを発信し、行動を決めていくのか。事なかれ主義や「長いものには巻かれろ」という考え方では、決して会社はよくならないと、私は思っています。人も企業も変化し続けることで、持続的成長が実現できます。

人を育てる、ということ。

基本的に私は部下を咎めるということをしません。人は誰しも完璧ではありませんから。ミスをしたり、忘れたり、失敗することはあります。それを「成長の機会」に変えてあげるのが上司の役目だと思っています。
部下に対してはいつも、「自分の意見を持った上で相談するように」と指導しています。「どうすればいいですか?」と聞くのは、何も考えずにただ丸投げしているだけ。たとえば「AというアイデアとBというアイデアがあって、Aを採用しようと思うのですが」という相談であれば、「なぜそう思うのか」と質問します。
上司は物事の答えを教えるのではなく、答えを導くための考え方を教えるべきなのです。それを身につけさせさえすれば、次に何か困ったことが出てきても、自分の頭で考えてクリアすることができます。部下の成長には、自分がすべて責任を持つ。そこにおいては、答えを「言う」ことが仕事ではなく、答えを導く考え方を「理解させること」が大切なのです。

会社の未来をつくる。

消費増税を機に建築業界はさらに淘汰が進み、本当に体力ある会社しか生き残れないでしょう。当社も今の規模ならまず大丈夫ですが、5年後、10年後はどうなっているか正直わかりません。勝ち残るために、「新しい安江工務店」に生まれ変わっていかないといけないのです。地元に深く根ざしながら、同志を見つけ、当社のコンテンツやサービスマインドを全国に波及させていく。その舵取りをするのが私の使命だと思っています。
また同時に、「未来の安江工務店」を担う人材を育てるということ。それは物事を自分で考え判断できる人材であり、次の幹部や経営者も輩出していかねばなりません。
これまで「自分の将来像」をイメージしながら働いてきましたが、そこに「会社の将来像」が明確に重なるようになりました。渦の中心で、もっとおもしろい仕事をしていこうと思っています。