遠山 順也

事業サポート部 お客様相談室 室長
2011年4月入社
愛知工業大学 経営情報科学部卒

入社時:リフォームアドバイザー

愛知工業大学の経営学部出身の私は、就職活動においては、建築という業種ではなく、営業という職種で会社を探していました。
「すべてのお客様に安らぐ『住まい』を提供し、一生涯のお付き合いをする」という安江工務店のミッションに惹かれたのと同時に、行動指針、お客様への考え方、経営の考え方、社員のあり方、社風の考え方、それらすべてが共感できるものでした。

語弊を怖れずに言えば、営業は誰にでもできる仕事かもしれません。何か絶対的な資格が必要なわけでもありません。
しかし、考え方や向き合う姿勢によって、お客様からの信頼に差が生じ、結果も大きく変わってきます。
「家を売って終わり」「1回のリフォームで関係性が終わり」ではなく、何かあれば「遠山さん、お願いできる?」と気軽に声をかけてもらえる。お客様とそんな関係を築いていきたいと思い、私は安江工務店で営業マンとして生きていく道を選びました。

入社後は約3ヶ月間、研修を受けることになります(年によってカリキュラムは異なります)。建築の一般常識について学び、社会人としてのマナーや会社の考え方(クレド)を習得。少しずつ、先輩社員の商談に同席することになります。
もともと人と接することには好きでしたが、それでも最初はとんでもなく緊張しましたね。学生(アルバイト)としての関わり方と、一社会人としての関わり方とでは、責任の重さが大きく違うように感じたのを覚えています。

そして、最初は簡易な工事から一人で担当を任せられるようになります。最初の頃は特に新人ということもあり、元気よく、スピーディな対応を実践することが、特にお客様には喜ばれました。

営業の本質:積み重ね

営業の本質は、「どれだけお客様に信頼していただけるか」にあると私は思っています。

それは「いい家ができた」という気持ちよさだけではなく、「すぐに連絡をくれた」「工事中にちょっとした気遣いがあった」という、ほんの小さなことに対する積み重ねだと思います。むしろそういった小さな積み重ねがなければ、大きな満足・感動は生まれないとも思います。

そんな私も実は一度、お客様に「のちほどお電話しますね」と言っておきながら、電話するのを忘れてしまったことがあります。お客様に救われ、幸い大きなクレームにはなりませんでしたし工事も無事完了しましたが、私にとっても、おそらくお客様にとっても、モヤモヤの残る仕事になってしまいました。
それから私は、どんな些細なことでも小さな約束を必ず守るようにしています。

転機:入社13年目

そんな中、入社13年目の夏、「お客様相談室・室長」のポジションの打診を受けました。
お客様の「リフォームをしたい」という気持ちを一番感じられる部署でもあり、時には担当者とのトラブルの相談に乗る部署でもあります。
入社13年目にして新しい仕事への挑戦は少し戸惑いもありましたが(笑)、今までのお客様への向き合い方を評価してもらえたと思いましたし、自分が、お客様と各担当者との信頼の積み重ねと一助になれることをうれしく感じました。
プレーヤー時代、自分1人で満足を届けられる範囲や出来ることが限られているように感じていましたが、現在のポジションは、広い視野で見て、たくさんのお客様に満足を届けられる気がして、この会社をよりよく変えていけるように、新たな気持ちで邁進していきます。

将来:答えはいつもYES

経営学部を出ているからというのもあるのですが、将来的には店舗の経営や会社の経営に携わりたいと思っていました。また、マーケティングの分野にも興味があります。
お客様相談室に配属されたことで、現在会社がどのような戦略で、どのような方向に向かっていってるのか、間近で知ることができるようになりました。

同じエリアにライバル企業がある中で、安江工務店はどうやって勝っていくのか。名古屋から愛知、東海、そして全国エリアへと進出していくにあたって、どんな事業を展開していけばいいのか。そういったことを考えているとワクワクします。

今後私に求められる役割は、正直まだ予想がつかない部分もあります。それでも「絶対NOと言わない」のが私の信条です。なにか頼まれたら、やったことがないことでも、ひとまず引き受けます。やってないのにNOと言うのは、最初から諦めているみたいでなんか違うと思うんですよね。だから答えは、いつもYESなのです。
そう答え続けることで、自分も、会社も、少しずつ成長していくと思っています。