寺島 佑一

住宅リフォーム事業部 緑店 店長
2009年4月入社
愛知工業大学卒

責任は俺が取る。

「お客様や職人さんに怒られてこい。責任は俺が取ってやるから」。新人時代、上司のその言葉に勇気をもらいました。果たして自分は今、部下に対して勇気を与えられているだろうか。そう自問自答しながら、日々の仕事に励んでいます。
私は2009年に安江工務店に新卒で入社し、2011年にリーダー昇格、2014年に店長になりました(当社における最年少記録らしいです)。今は緑店を任されていて、営業9名、デザイナー1名、施工監理1名の指導に当たっています。
各営業は常に10〜20組程度のお客様を担当しています。それぞれのお客様の状況について逐一報告を受け、提案内容やアプローチ方法を相談しながら決定していきます。またチームミーティングにおいても、私からの一方的な指示にならないように、メンバー全員で意見を出し合うようにしています。
「やらせて、失敗して、学ばせる」というのが私の教育方針。まだまだ経験が浅く、偉そうなことは言えませんが、かつての上司の教えを後進に伝えていければと思っています。

答えは現場にある。

リフォーム営業は簡単なものではありません。一人前になるには最低3年はかかる。私も最初は同期の中で3番手くらいでした。しかし地道な経験を積み重ねることで、それがお客様からの信頼や会社からの評価につながり、やがて店長を任せてもらえるようにもなりました。
転機は4年目に訪れました。当時務めていた店舗で施工監理の社員が急遽退職することになり、営業の私が施工監理を兼任することになったのです。当社では基本的に営業、デザイナー、施工監理の3者が協力して1組のお客様を担当することになります。その入口と出口の部分を一人で担う。そこで“業務の密度”が一気に広がりました。
実際に経験してみて思うのは、施工監理は瞬時の判断能力の求められる仕事だということです。現場の状況を自分の目で確認し、職人さんの意見を吸い上げる。何か問題があれば、すぐお客様と上司に報告。人の顔色を伺って遠慮していたらやっていけません。ハートが強くないと務まらない仕事です。
その経験は営業にも活かされました。お客様の求めていることに即答できる。これは大きな武器になりました。やはり現場を知らないと営業はできませんし、お客様にも満足いただけません。全営業担当に施工監理業務を経験してもらうのは現実的ではありませんが、それでも時間があれば(いや、時間をつくって)現場に行くよう指導をしています。やはり「答えは必ず現場にある」ものなのです。

欲を持て。

厳しいだけでは人は育ちません。事務所の雰囲気がピリピリしていたら、やはりストレスが溜まる。私は「会社にいることが楽しい」と思ってもらえる雰囲気づくりを心がけています。楽しくなれば、自然とプラス思考になり、いいアイデアも生まれるものです。
同時に若い世代には、もっと欲を持ってほしいと思っています。30代、40代になったときのビジョンは?リーダー?店長?あるいは純粋に役職に興味が持てないのであれば、プライベートで自分のほしいものを決め、それを仕事の動機に転換させるのも一つの手です。時計でもいいし、車でもいいし、家でもいい(ちなみに私は28歳のときに自分の家を建てました)。結婚であれば、それまでにどれくらいの年収と貯金がないといけないのか、ということが動機になります。そうやって自分の生き方と働き方のベクトルが重なってくると、人生は楽しいです。
店舗を超えたメンター制度を導入するなど、当社では若手社員の指導にかなり力を入れています。そして若手の可能性が中堅・ベテラン社員にも刺激を与え、相乗効果で会社は活性化していくと思っています。安江工務店の未来は、若い世代の活躍にかかっているのです。

変わらない安江工務店。

私自身のキャリアプランはどうかと言うと、施工監理を経験したこともあって、現場の近くにいたいという思いが強くあります。どんな立場であっても、お客様から頼りにされ、会社から必要とされる人間でいたいと思っています。
もちろん今は、人材の育成が大きな仕事の一つです。新しい安江工務店をつくっていく人材を、私の手で育てていきます。かつての私の上司が言っていました。「俺の下にいたことを絶対後悔させないからな」と。そんな信念を持ち、強い覚悟で取り組んでいきます。
安江工務店は今後、どんどん成長し、どんどん変化していきます。しかし、「お客様に対して真摯であること」は変えたくない。お客様を騙すことはもちろん、言いくるめるようなこともしない。決して恥じることのないまっとうな商売で、一人ひとりのお客様を大切にする会社でいつまでもありたいと思っています。