安江工務店

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☆ ドイツの住まい創り・・・① ☆

2013/02/11(月)

 

Guten Tag!東浦知多店の風の子店長です!

 

先月のお話ですが・・・(汗)

北欧と並び省エネ住宅の先進国である

ドイツへ行く機会がありましたので

そこで見て聞いて学んだ事をこのブログで

何回かに分けてご紹介しようと思います。

 

先ず最初に訪れた都市はドイツの中でも

南に位置するミュンヘン南と言っても・・・

北海道よりはまだまだ北に位置するので

気温も-3℃~5℃ぐらいでした(寒)

まぁほとんどこんな景色でしたが

 

初日に向かったのはミュンヘンで2年に1回開催される

ヨーロッパ最大の建築・建材見本市【BAU2013】です。

世界各国から最新の建材などが集まっていました。

これは樹脂サッシュ+トリプルガラスで

少ないですが日本でも出ていますね

ドイツの住宅には標準で付いていましたね。

 

そして電気を流すと摺ガラスの様になるものは日本でも見ますが

このガラスは電気を流すことで偏光レンズのように変化します。

触れてみると暖かいので熱を発生させて変化するようです。

 

東浦知多店ショールームでも採用している

【外付ブライン】はこれもやはり当たり前のように

ドイツの住宅やビルにさえもついていました。

東浦知多店にはヴァレーマを付けましたが

世界にはまだたくさんのブラインドメーカーが有りますね!

 

羽となるスラット技術もかなり進んでいます。

【外付ブラインド】を知らない人も多いですが

日本古来の葦簀(よしず)のように

熱線を建物に入る前に遮るので

冷暖房の効率も良くエネルギーの

節約にもなるので環境にも優しいですね。

 

そしてこれが今回のBAU2013でもっとも気になった

外壁側で行う断熱改修工法です。

ヨーロッパでは100年住宅は当たり前のようにあります

日本と違い手を入れれば入れるほど建物も資産価値は上がります。

その為このような古いレンガ造りの建物でも断熱効果を高める

断熱改修工法や建材がとても進んでいます。

日本では30年以上前の住宅では外壁がモルタル塗の建物が

今でも多く有り冬場は冷気が伝わり内部が冷えるので

必然的に暖房を強くしてしまい二酸化炭素の排出も

多くなり環境負荷が大きいです。

そのような住宅を室内側を触らずに外壁側で改修できれば

仮住まいの心配や室内の生活などの負担も少なく済みます。

この断熱改修の工法や素材を学んでいくのに

実はドイツで良い出会いがありましたので♪

日本で真剣に勉強してこの技術に取り組んでみようと思います。

どなたか一緒に学びませんか?(笑)

 

BAU2013に出展された建材は会場が広過ぎて

全てを見る事は出来なかったですが

会場を出るころには真っ暗でした

帰りに行ったのはミュンヘンの中心地で

マリエンプラッツです。

上の写真の建物は実は『新市庁舎』なんです!

ネオゴシック様式の建物で夜でも圧倒される装飾でした。

初日はこれで終わりです・・・zzz

 

2日目に続く・・・