2013/03/12(火)
皆さんこんばんわ。
名古屋市中村区でリフォーム工事店を開業し早9年,
”安江工務店 中村店”の サワキです。
冒頭に書きました ” 311 ”から2年という月日が経ちました。
昨日はニュースというニュースがこの”311”から2年の様子を伝えました。
未だに立ち直れない町・立ち直れない家・立ち直れない海
そしてもっとも悲しいのが立ち直れない人々の心・・・
被災していない我々には想像を絶する悲しみがそこにはまだあります。
冒頭に書いたもうひとつの数字 ”315” は、31万5千人の事。
”我が家”に住めず未だにどこか別の場所で避難生活をしていらっしゃる
被災者の方の数です。何と我が中村区の人口の倍以上の数です。
震災から2年もたっているのに、こんなにも沢山の方が”我が家”に住めないんです。
我々の仕事は、リフォーム業。
つまり”我が家”を快適に暮らせる様に直してさしあげる仕事です。
でもこの方達には”その我が家”が無いんです。
私は昨日、家族4人でコタツを囲んで震災の番組を見ていました。
部活で震災の募金活動を一生懸命やってきた二女が”ポツリ”と一言。
”私達って幸せなんだね”
そうなんです。
こうやって家族が揃って”我が家”で暮らす事がどれだけ幸せな事か。
この震災が無ければ気付く事もなかったでしょう。
幸せを運ぶ商売、それがリフォーム業。
当たり前の幸せを実感出来る様、お手伝いする事。
それが ”今私達に出来る事”
廻り道かも知れませんが、いつかはそれが”復興”に繋がると信じて、
これからも頑張っていきたいと思います。