2015/01/13(火)
春日井市・小牧市・豊山町でリフォーム、改装、リノベーションと言えば
安江工務店 春日井店 リフォームアドバイザーの髙野です
寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
新年がはじまり、高野はばたばたしております。
仕事のそうですが、プライベートでも9か月になる息子に振り回されてます
なっかなか寝ないのです・・・。でも
こんな笑顔を見せられたら頑張るしかありませんね・・・
さて、先日はLIXIL小牧ショールームにてイベントを開催致しました。
この会場では春日井店としては初めての利用だったのですが、
たくさんのお客様にご来場頂きました。ありがとうございました。
その際に髙野は「結露対策セミナー」を担当させて頂きました。
結露にお悩みの方はたくさんいらっしゃるんだと実感致しました。
その時にお話しさせて頂きました結露のしくみについてと
対策についてこちらでも2回に分けて、ご紹介したいと思います。
結露 = 暖かい空気に含まれている水蒸気(水分)が冷される事で
水滴に形を変える現象の事です。
お家の中ではたくさんの水蒸気が発生します。
〇暖房機(石油ストーブなど) 1時間あたり400ml
〇調理 夕食1回あたり1.1リットル
〇入浴 1時間あたり3.5リットル
〇洗濯の部屋干し 4人家族1回1.8リットル
〇人体(寝ている間に) 570ml
例えばですが、こんな感じで出てます。結構出てますね。
暖かい空気に多くの水蒸気を含むことが出来ますが、
冷たい空気には暖かい空気程は含める事が出来ません。
その分が結露として水分になって出てくるのです。。。
北側のお部屋や寒い・冷たい所、温度変化の多い所に「結露」が出来やすいのは
上記の理由からです。
結露は湿気と温度に影響を受けると言う事ですね。
湿気が多い時 と 温度の低い時 です。
ならば、湿気を減らし、温度が低くならなくすれば良いのです。
<対策>
暖房機を変えてみる
石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスストーブ・ガスファンヒーターなどは
燃焼する際に水蒸気を多く発生させます。
1リットルの灯油で1.13リットル
同じ熱のLPガスで1.16リットル
同じ熱の都市ガスで1.68リットル と言うデータがあります。
水分を出さない暖房機である
電気ストーブ・パネルヒーター・エアコン・オイルヒーター に変えてみると
水蒸気の発生は減少させられます。
加湿器の過度の使用はやめましょう。
乾燥しがちなこの季節ですので付けたいものですが、
わざわざ結露を放出している時があります。
可能ならば湿度計を併用し、50%以下の湿度に調整すると
結露になりやすいお部屋を改善しやすいです。
洗濯物の部屋干しをやめましょう
こちらも同じ考えですね。浴室で乾燥機を回してならば良いとは思います。
もし、どうしても部屋干しをする必要がある場合は下に新聞紙をひくと軽減されます。
換気を小まめに行いましょう
何と言っても湿気を飛ばす事が重要です。
湿気の出る暖房機などを使う部屋は特に寒くても1分換気するだけでも
効果は出るそうです。風邪菌なども飛ばせますね。
(換気扇、除湿機を併用出来ると更に良いですね。)
押入れや収納の中にも通気と除湿をしましょう
すのこを使って隙間をつくったり、壁に除湿シートを貼るのも良いです。
布団自体に人体からの水分が含まれますので布団を干すのも重要。
結露対策商品の導入
結露防止シート、結露吸水テープ、結露防止スプレー、最近だと
窓用バキュームクリーナーだったり
結露防止ヒーターと言う商品もありますのでチェックして下さいね。
今回は、今すぐ出来る対策をご紹介しました。
次回はリフォームで出来る対策についてご紹介いたします。
ご期待下さい。また、直接ご相談もお待ちしております