2015/02/04(水)
みなさんこんにちは。安江工務店の豊田店施工監理の石黒です。
今回は、外壁塗装を長持ちさせる秘訣ということで、お話させていただきます。
最近では、シリコン塗料を上回る高耐久塗料などの機能性の高い塗料が一般的になりつつあります。そんな状況の中、コーキング工事(シーリング)の現状はどうでしょうか?
塗料の進化に伴いシーリ
シーリング劣化の主な原因は紫外線・雨・温度変化です。
その劣化を防ぐ有効なものとしてシーリング材には3種類の薬剤が入っています。薬剤があるうちは問題はありませんが、常に外部要因にさらされている場所の薬剤を常に使っている状態になりますのでどんどん消費をしていくわけです。そして薬剤を使い果たすと、外部要因が分子結合を破壊していくことになります。薬剤を使い果たした後、外部要因に対抗していくのが可塑材です。
可塑剤の役目は材料を柔らかくする事です。シーリングは始めのうちはとても柔らかく指で触るとよくわかります。しかし、薬剤が使い切られ可塑剤自体が外部要因に対抗し始めると、どんどんシーリングが硬くなっていきます。
どうして硬化が始まるのでしょうか?それは可塑剤が抜け落ちるからです。柔らかくする素材が抜け落ちれば当然硬くなります。その現象がシーリングの中で起こっているために劣化が進むのです。
いかにこの劣化原因をなくすかが外壁塗装を長持ちさせる秘訣となるのです。
高機能塗料を選ぶように、シーリングも良い物を選びましょう!
建物1軒ごとに塗装の種類や、下地処理の方法も変わります。いつでも気軽にご相談下さい。