2015/05/20(水)
みなさんこんにちは。安江工務店 豊田店の石黒です。
五月の半ばも過ぎ、梅雨入りまじかとなってきました。
今回は、誰でも簡単に確かめられる白蟻発見法についてお話したいと思います。
①蟻道:白蟻は地中から蟻道を作って建物へ侵入してくることが多いので、時々建物の基礎や束石、土台などに蟻道がついていないかを確かめましょう。
②蟻土:白蟻は風や光を嫌い、適度な湿度を保つために、木材の割れ目や継ぎ目に排泄物や土砂(蟻土)を詰めたり、盛り上げたりします。
③食痕:白蟻は木材の軟らかい早材を好んで食べ、硬い晩材を食べ残すという特徴ある食痕を示します。
④空洞音:白蟻被害の進んだ木材はハンマー等でたたくと空洞音がしたり、ドライバー等でほじくると簡単に穴があきます。
⑤建物の異常:被害の進んだ建物では柱が下がったり、棟や軒の稜線が波を打ったり、ふすまや雨戸などの立てつけが悪くなったりします。
⑥羽アリ:住まいやその近から白蟻の羽アリが群飛しないか注意しましょう。
これからの時期には、白蟻が人前に姿を現す唯一の時期ですので白蟻発見の絶好のチャンスです。
簡単に確かめられる発見法のご紹介をさせていただきました。他にも方法等ございますので、いつでもお問合せ下さい。