2015/08/26(水)
こんばんわ。 中村店の K.Sです。
少し蒸し暑い夜ですね。 みなさんどういかがお過ごしですか?
さて、今日の話題は、建具(ドア)に関することです。
例えば、ご高齢の方や、障害がある方などが家で快適に過ごすには、どのような建具(ドア)が
適しているのでしょうか。
家の中の扉には「開き戸・折れ戸・引戸」と3種類の扉形状のものが使われています。
一般的に 高齢者や障害者をお持ちの方が開閉動作がしやすいのは引戸です。
何故かというと、 開き戸は開閉時に、身体を大きく前後に動かさなければならないので、
バランスを崩しやすく、戸が急に開かれると、人とぶつかる可能性があります。
ですが、引戸に比べると、気密性が高く、広く普及しています。
折れ戸は、浴室の扉など、主に幅の狭い開口部に使用されています。
しかし、車いすや、つえで歩行する方の場合は、通常の扉では、移動がしにくかったりすることがあります。
建具への配慮は、住環境整備において重要なポイントです。
ちなみに介護保険制度による住宅改修項目には、開き戸から引戸への変更、
把手の変更も含まれています。
もしご自宅のドアノブが握り玉でしたら、開閉時に 握る、回す、押す(引く)の3動作が必要で握力も必要です。
レバーハンドルに替えるだけで、レバーを下げる、引く(押す)の2動作で開閉できる為便利です。
▲ドアノブをレバーハンドルに替えるリフォームもお気軽にご相談ください。
引戸はやはり、楽ですね。身体の体勢をかえずに、向こうの部屋に行けますから。
引戸は全部引くと、ちょこっと残ります。
これを引き残しといいます。
全部引いてしまうと、手が挟まる危険性がありますからね。
※ただ美観を損ねるという意見もあります。
それでは、また次の機会に・・・・・・。