2015/10/11(日)
おはようございます。 中村店 K.Sです。
さてさて10月も3分の1が終わりました。時が過ぎるのは早いなとしみじみ思う今日この頃。
今日は最近、お問い合わせも多い、マンションのリフォームについて考えてみたいと思います。
私たちにご相談される方の、リフォームをする目的は、おおよそ以下の 3 つの内容に分けられます
①今の家を終の棲家とし、住み続ける為にこれからを考えたリフォーム ②とりあえず、現状を維持する為のリフォーム ③戸建や別のマンションに住み替えを目的としした売却する為のリ フォーム
この3つです。※住む人がいなくなった場合ですとか、換金や相続が売却理由の場合は、不動産会社に行きますので、ここでは省いています。
住み続ける為のリフォームを主な対象にしていますが、ここでマンションリフォ ームを取り巻く環境について少し整理します。 急激な少子高齢化社会を迎え、交通・病院・公共施設・買物など生活環境が整い、
住み慣れたマンションを終の住まいと考える人が増えているのは事実です。
おそらく、今のお住まいの方も、マンションを購入した当初とは、
住まいの価値観も大きく変わってきたのではないでしょうか?
マンションを購入されたときは、若い自分にご結婚をされたとか、
お子様がお生まれになるタイミングですとか、お生まれになって、
賃貸では手狭になったとか、そんな人生の大きな転機があったのではないかと思います。
もし、あなたが今のマンションに永住する為のリフォームを決断するとしたら、それは何故でしょうか?
自分のマンションが、永住するに値するマンションか否 かの見極めが大きなポイントになります。ハード面でのお話をすると、それは
今住んでいるマンションの耐用年数はあと何年くらいあるのだろうか?ということも大きな要因でしょう。
自分の寿命よりも、もってくれるのだろうか。 鉄筋コンクリート造のマンションは減価償却で使う法定耐用年数でみると、 47 年ですが、 構造躯体(注)は実際はそれ以上に長持ちします。
共用部分・専有部分の適切なメンテナンスがあれば、 100 年以上の耐用年数は充分あると思います。
※1981 年(昭和 56 年6月)以前のマンションは旧耐震基準(注)で建てられていますので、何とも言えません。
よくマンションは管理を買えと申しますが、設備関係の維持・保全・更新が適宜実施されていれば、今お住まいのマンション は、永住することに値する物件だと思います。
次はこちらはソフト面になりますが、立地条件や近隣施設等も決断を左右する大きなポイントです。 マンションの周辺に、自分がよく使う施設がないとか、駅が遠いとか、
自分にとって、利便性の悪い立地であれば、とりあえず現状維持を目的としたリフォームか、将来売却をされる際のリフォームといった方向性になる可能性があります。
私の母は、田舎の方の環境に住んでいましたが、病気もあったことから、62歳を過ぎて住まいを売却し、病院にも通いやすい街中に引っ越したところ、
長年の病気も大きく改善しました。それにより寿命が10年~15年は伸びたと思います。
こういったことからも周辺環境はとても大切な要因です。
売却する為のリフォームとなると、よくよく考えて行う必要があります。
あまりに汚れているとと、購入希望者が見に来ても印象が悪いことは悪いのですが、売却の為のリフォーム費用を売却価格に上乗せすることは難かしい のが現実です。
住戸が多少汚れていても、 購入者自身の予算と目的に合ったリフォームを購入後に実施するケースもあります。
逆の立場として、リフォームを実施していない中古マンションを購入し、住み続 ける為のリフォームを検討する場合も多いので、
次回は(いつ書くかはわかりませんが・・・)
中古マンション購入するメリッ ト・デメリットについて簡単にお話したいと思います。
それでは。
それから10/17・18は中村店でリフォームイベントを行いますので、
是非ご相談にきてくださいませ。ご相談だけで全然OKですので。