2016/01/31(日)
皆さん、こんにちは
名古屋市中村区でリフォーム工事と言えば、
安江工務店中村店のサワキです。
名古屋市中村区・中川区・港区・あま市・大治町・蟹江町・津島市にお住いの皆様
いつもご贔屓にして頂き、誠に有難うございます。
さて、今回の表題 「すべてのお風呂をユニットバスへ」
私の中で、この言葉を今年の目標にさせて頂きたい思ってます。
前回のブログでも書きましたが、当社の目指すところ
「世間の人たちの為になっているか」を実践していく上で、
まずは中村区の「すべてのお風呂をユニットバスへ」変えたいと強く思ってます。
何故なら、まだまだタイル貼りの在来のお風呂に入っていらっしゃるご老人が
この中村区には沢山いらっしゃり、その様な在来のお風呂が家の中で一番危険
という事実が有るからです。
一年間で約1万5千人以上の人がお風呂の入浴中に亡くなっており、
その殆どが60歳以上の高齢者です。
その原因は皆さんよくご存じの「ヒートショック現象」
急激な温度の変化によってもたらされる血圧の変化によって
失神・心筋梗塞・脳梗塞などを発症する現象です。
同じお風呂でも、最近のユニットバスは断熱性能に優れている為、
室内との温度差が少なくて済むのですが、
タイル貼りの在来のお風呂はユニットバスに比べて、
冬場だと5℃以上も温度が低いんです。
先日の大寒波の時などは、浴室で吐く息が白くなる程なんですよ。
寒ければ寒いほど、ご老人は熱い風呂に入りたがります。
これがまた更なる危険を呼びます。
なので入浴中に心肺停止になる方は下記の図の様に
今の季節が一番多いのです。
先日、私が小さいころからお世話になった近所のご老人が、自宅の浴室で亡くなりました。
死因は溺死。ヒートショック現象による何らかの発作に襲われたのだと思います。
昭和一桁生まれと聞いてましたので80はとうに過ぎていらっしゃり、かなりのご高齢では
ありましたが、毎朝欠かさず散歩されており、歩き方も元気そのものでした。
毎朝、お会いすると元気に挨拶して頂くので、よくお話をさせて頂いたのですが、
昨年末に今のお風呂が寒いので困っているとお聞きしました。
私がリフォームの仕事をしている事をお伝えし、今のユニットバスのメリットをお話しさせて頂くと、
「100万位で何とか出来るか?」と言われまれましたので、「何とかしてみせますよ!」とお答えし、
一度お風呂を見させて下さいとお願いすると、「じゃあ年明けにまた連絡するわ」と言われ
それが最後の会話になってしまいました。
実は私が小学生低学年の時、町内の子供会の会長をしていたこのご老人に命を救われたのです。
市営の大人用の深いプールで泳いでいた際、誤って水を飲んでしまい溺れてしまった私を、
間一髪で救ってくれたのがこのご老人でした。(当時は老人ではないですが)
それ故に今回の事は非常にショックで、もっと早くユニットバスが提案出来ていれば、
このご老人は亡くならずにすんだのかと思うと、恩返しが出来なかった自分に腹が立ちました。
なので私は、わが中村区のお風呂を全て安全なユニットバスに変えたいんです。
確かに安い代物ではありませんが、命の代償の方がはるかに高いです。
最近はお風呂のご希望のお客様には、ついつい熱く語ってしまい
お客様が苦笑される場合もありますが、最後には「君の熱意はよくわかった」と言って頂けます。
本当に世の中の人の為になる物と思ってますので、
寒いお風呂を温かいお風呂へされたいと思われた方は是非、今度の土日
2月6日(土)・2月7日(日)は安江工務店中村店リフォーム相談会へお越し下さい。