2016/02/22(月)
おはようござます。 中村店のK.Sです。
寒い日、温かい日を繰り替えしていますが、
あと1か月くらいで、寒い冬も終わり、もう少しで「春」が来ますね。とはいえ、家の中はまだまだ結構寒いです。
特に北側の日が当たらない部屋などは極寒ですね。これには色々な要因があります。
窓の問題、断熱材の問題とかですね。なかなか全部をクリアするのは、予算的な問題もあり厳しいところなので、
部分的な対処療法だけでも皆様にお伝えしたいと思っています。
今日ご紹介するのは、リフォームでの人気高い商品 床暖房について、主に温水式の床暖房をご紹介致します。
【温水式床暖房の仕組み】
床下に敷いた温水パネル(マット)に熱源機で作った約40~60℃の低温水を循環させ、お部屋全体を暖めます。
足元から暖まりますので、室温が18~20℃程度でも暖かさを感じることができます。また、床の表面温度は体温よりも低い約30℃程度なため室温が暖まりすぎず体に優しく快適な暖房となります。
床面全体からのふく射熱(赤外線)と伝導や対流によって暖かさが伝わります。熱は壁や天井に一度吸収され、再びふく射されます。だから室内の温度ムラがなく、均一に暖かくなり快適です。
床暖房のメリットは ①足元から温かい。
エアコンなどは上のほうは温まりますが、足元は寒いですね。頭寒足熱で健康促進となります。
②肌が乾燥しない
暖房で肌が乾燥するのは、温風で皮膚の水分が奪われてしまうから。風を起こさない床暖房はお肌を乾燥させず、女性はとくにうれしいですね。
エアコンは部屋の高い位置から暖かい風を出すので、風を使って暖かさを拡散します。そのため足元が寒く感じやすく、室温をついあげてしまいます。
そうして温度を上げると部屋の湿度がさらに下がって乾燥するという悪循環を生みます。
③空気がクリーン
ストーブなどのように、床暖房には室内に燃焼させるものがないから、お子様やお年寄り、病気の方がいるお部屋でも安心。空気の汚れもにおいの心配もありません。
④音がなく、場所もとらない
床暖房は、ファンヒーターやストーブのように本体が室内に露出することはありません。コードなどもないので空間がスッキリ保て、スペースを有効に使えます。もちろん、ファンなどの音もないので静か。
暖房器具の熱の伝わりには 3種類あります。①対流 ②伝導 ③ふく射 です。
①対流とは熱せられた空気の比重が軽くなり上の方に上昇し、冷たくなると重くなって下に沈んでいく性質をいいます。
対流が特徴の
②伝導とは、伝導とは、物体の中を熱が伝わる性質をいいます。湯たんぽやホットカーペットのような発熱体に直に触れる暖房は、熱の高い方から低い方へ熱が伝わる性質を利用しています。そのため、暖を取るために、いつも発熱体に触れていますので、低温火傷を起こさないように設定温度には注意が必要です。
③ふく射とは、温度がある物体からは、必ずその温度に応じた赤外線が出ています。その赤外線によって暖める方法が「ふく射」です。
ふく射は、放出された熱が室内の壁や天井に反射して、部屋船体に伝わる熱のやりとりのことです。「ふく射」熱が特徴の温水式床暖房の場合、暖められた床の熱が、壁・天井へと伝わり、部屋全体を均一に暖めます。
温水式床暖房は床面から上方に空気が移動する①自然対流
床に接した足から伝わる②伝導 そして赤外線の熱が反射して部屋全体から伝わる③ふく射の3つが複合した、陽だまりのような温かさが実感できるのです。
中村店には床暖房の体験来機がありますので、気になるから方は是非ご来店くださいませ。
また 3月5日(土)6日(日)にあま市アートヴィレッジで行う出張イベントにも持って行きますので、よろしければそちらに
お越しくださいませ。※イベント告知はまた改めて早々にさせて頂きます。 それでは。