2016/03/19(土)
こんばんわ。 中村店のK.Sです。最近、めっきり春めいてきました。3月も後半ですからね。
こんな季節はお散歩に行きたくなります。このところ忙しくて歩きに行く時間もないですが・・・・。
さて、私たちの店に新しい仲間が来ました。オリーブのなかむら君です。
何かオリーブらしいオリーブでいい感じです。
これから一緒に頑張っていきたいと思います。
さて、今日はタンクレストイレについて書いてみようと思います。
タンクレストイレは、洗浄のための水を貯めておくタンクが無い、水道直結方式のトイレのことです。
タンクが無いので、一般的なタンク式のトイレと比べると、トイレ空間がすっきりとします。しかしなぜ トイレからタンクをとろうと思ったのか、不思議ですね。
その開発の歴史は、国内初のタンクレストイレは、TOTOが1993年に発売した「ネオレストEX」です。
1988年にTOTO社内で、過去に無く高機能でデザインを意識した便器を作る「The便器プロジェクト」がスタートし、5年の開発期間を経て、タンクを取り払ったネオレストEXが発売されました。
他社では、その発表から遅れること8年。2001年に、LIXIL(旧INAX)が「satis(サティス)」を発売。さらにはパナソニックが2006年に、陶器ではない有機ガラス系新素材の便器「アラウーノ」を発売しました。
ではタンクレストイレの魅力って何でしょうか?ちょっと考えてみました。
【タンクレストイレのメリット】
◎空間が広くなる・・・・・・・・・一般的なトイレは、便器の後ろにタンクがあるため、トイレ空間が狭いと座ったときに壁が近く圧迫感を感じることもあるのですが、
タンクレストイレの場合はタンクが無いので、全長が短くてすみ圧迫感を感じさせません。
◎清掃性・・・・・・・・・・・・一般的なタンク式のトイレは、便器の側面後方部にくぼみ、凹凸があり、ホコリや汚れが溜まりやすいのですが、タンクレストイレの側面はパネルなどで覆われていてほぼフラットなので、
タンク式トイレよりも格段に掃除がしやすいです。トイレの側面の床を拭き掃除する時に、タンクが邪魔になって掃除がしにくい場合がありますが、
タンクレストイレの場合は、床の拭き掃除もしやすいです。ちなみに、便器ボウルの掃除は、タンクレストイレ・タンク式トイレいずれも、グレードによって掃除のしやすさに違いが出ます。
ただ一般的に価格の高いトイレほど、便器ボウルや便座を汚れにくくする技術がつかわれていて、掃除がラクということになります。
◎デザイン性・・・・・・・・・・・・・・・・タンクレストイレの魅力は、何と言っても洗練されたフォルムにあります。各社のタンクレストイレは、日本で唯一デザインを評価する賞である「グッドデザイン賞」を受賞しています。
中でも、2015年に発売されたTOTOネオレストRHタイプは、世界三大デザイン賞の一つ「レッドドット・デザイン賞」を受賞しました。
※2016年にはネオレストDHタイプでもレッドドットデザイン賞を受賞しています。
ここまでタンクレストイレのメリットを書いてきましたが、少々長くなりましたので、一旦終わりにします。
次回はタンクレストイレのデメリットも少し書いてみようと思います。
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