安江工務店

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3.11今私達に出来る事

2016/03/13(日)

皆さん、こんにちは

名古屋市中村区でリフォーム工事と言えば、

「安江工務店 中村店」のサワキです。

名古屋市中村区・中川区・港区・大治町・あま市・津島市・蟹江町にお住まいの皆様

いつも大変お世話になっております。

 

もう5年、まだ5年、色んな思いがあるあの3.11から5年が経ちました。

毎年この日は「被災地の為に、今の自分に何が出来るのか?」

つくづく考えさせられます。

と言いつつも、この1年大した事も出来なかった自分に対して

「自己嫌悪」に陥る日でもあります。

恐らく皆さんも少なからず同じ気持ちをお持ちではないでしょうか?

 

先日NHKのさらさらサラダと言う番組で、わが街名古屋市中村区を起点に活動されている

クラウンパフォーマー(道化師)の大棟耕介さんが出演されていました。

大棟さんは、毎年被災地で無償でテントサーカスを開催されており、

その数はすでに200回以上。本当に頭が下がります。

この大棟さんには、16年ほど前に前職でお世話になったことが有り

その当時はまだサラリーマンから転職されたばかりで、夢を追う熱い若者って感じでした。

実は私のお客様のお嬢様がクラウンとしてこの大棟さんと共に活動されており、

何かのご縁を感じずにはいられません。

そんな大棟さんが、番組内で被災地の支援に関して複雑な心境を語ってみえました。

「本当に被災地でのサーカスは必要なのか?」

「被災地支援は単なる自分自身のエゴなのではないか?」

色々な思いが交錯する中、被災地で知り合ったお婆さんから

「来年も来てね!」と焼き芋を頂いて、それを食べてしまったので「契約成立」

来年も行かれるそうです。

こんなに凄い支援をされている方でも、被災地支援に関しては相当悩んでいらっしゃいます。

支援する側にとっても、支援される側にとっても、

新たな時期に入ってきたと言えるのではないでしょうか。

このテントサーカスも皆さんの寄付金で賄われており、

改めて大勢のの人の善意で成り立っている事がわかります。

同じ寄付するにしても、相手先を選ぶ時代になって来ていると感じます。

この5年で被災地に使用した復興予算は約26兆円。

とてつもない金額が使われたにもかかわらず、

”福島”の様に全く復興が進んでいない地域も有ります。

お金がいくらあっても、うまく使う方がいないと何にもならないという事実。

大棟さんの様に民間で頑張っておられる方に寄付した方がよっぽど有効に

活用して頂けるのではないかと思う今日この頃です。

応援したいと思われる方は是非こちらまで!