2016/04/23(土)
みなさんこんにちは
安江工務店の金光です。
今日は、キッチンの天板やお風呂の浴槽に使われている、大理石についてお話ししたいと思います。
水まわりの商材に使われる大理石は、そのほとんどが人為的に作られたものです。
まずは、キッチンを基準にメーカー別の「表記」を見てみたいと思います。
クリナップ→人工大理石
LIXIL→人造大理石
TOTO→人工大理石
トクラス→人造大理石
タカラスタンダード→人造大理石
メーカーによって、人造大理石と人工大理石の2種類があります。
適当に名前を分けているわけではなく、この二つには明確な違いがあります。
それは、「大理石」そのものが使われているか否か。
人造大理石は、天然の大理石を粉砕し、再度固めることで製作されるのに対し
人工大理石は、大理石を使わず、アクリルやポリエステルといった樹脂を使って製作されます。
ただし、最近ではアクリル人造大理石というものも出てきており、
こちらは人工・人造にはない、耐熱性、耐衝撃性も備えています。
といっても、メーカーによって衝撃に強い人工大理石を作っているところもあるので、
一概には衝撃に弱い、火に弱いと言い難いのが現状です。
あくまでも個人的な意見ではありますが、
キッチンの天板に使われているステンレスや大理石は、日に日に性能が上昇しているので、
見た目の好みで決めてしまっても良いのかもしれませんね。