2017/02/13(月)
おはようございます。
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でリフォーム工事を行っている安江工務店 中村店のK.Sです。
今日もガスコンロの話題です。もう前振りの話も無しでいきなり本題です。
さて、お客様がガスコンロを選ぶ際に重視するポイントは何でしょうか?
リンナイさんの調べによると、 第1位はお手入れと清掃性 第2位がそもそも汚れにくいこと
第3位は安全装置・機能が充実していることです。
最近の家事の流れは『時短』です。あれもこれもやることが多くなった現代人は、全てにおいて効率を
求める必要があるのでしょうね。
リンナイのデリシアのガラストップ天板の清掃性が過去に説明した通りです。今回のブログでは、
ガスコンロの安全性について、お話したいと思います。
みなさん『SIセンサー』という言葉はご存じでしょうか?
平成20年10月より、家庭用ガスコンロについて、バーナー全口に、「調理油過熱防止装置」と「立ち消え安全装置」を搭載することが義務付けられました。
対象は一般的な家庭用ガスコンロです。※業務用は対象外。
「ガス事業法」及び「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」で規制されています。
Siセンサーの搭載が義務化されたのは、火事の原因として、コンロからの出火が多かったためです。
総務省の「平成20年 消防白書」によると、平成19年の総出火件数5万4,582件のうち、ガスコンロが原因の出火は6,080件で、
放火及び放火の疑い(6,558件)についで、第2位となっています。
下記4つの機能は法律で搭載が定められています。
Siセンサーが鍋底(調理油)の温度を感知し、250℃を超えると自動で弱火になり、30分経つと自動消火する機能です。
油は250℃を超えると発煙やにおいが出てきて、どんどん温度が上昇し約340〜370℃になると自然発火します。この自然発火を防止する重要な安全機能となります。
煮こぼれや風などで火が消えた時に、自動でガスを遮断する機能です。
■消し忘れ消化装置
万が一消し忘れてしまったときも、点火から一定時間が経過すると自動消火して、ガスを自動的にストップします。
■早切れ防止装置
過熱防止装置で早切れしてしまうのを防ぐために、手前2口のバーナーに「ハイカット温調機能」を搭載し、調理中250度になると、一旦小火にして、
温度調節を始め、フライパンの予熱のし過ぎや炒め物で温度が上がりすぎた時でも途中で消火することを防ぎます。
この4つの安全装置に加えて、メーカーの任意のよる安全装置として、下記の2つがあります。
焦げ付き消化機能がトロ火を使う煮込み料理などの焦げ付きの不安を解消。
安心してじっくりと煮込めます。
■鍋無し検知機能
鍋をのせていないと点火できない。
このようにガスコンロの安全に対する進化は留まることを知りません。
しかし、最後に1つデメリットを。
中華料理を作るのは、ちょっと不向きかもしれません。