2017/04/09(日)
こんばんわ。中村店 K.Sです。
本日は あま市七宝焼きアートビレッジでリフォーム相談会でした。
ご来場頂いた皆様ありがとうございました。
一か所の様々なメーカーの商材が揃うイベントは、
ご参考になる点も多いのではないかと思います。
今後も継続していきますので、今回ご来場されなかった方も
ぜひ一度見に来て頂ければ幸いです。
さて、ここから先は雑談です。
全くまとめきれていない、とりとめのないことを
書いていますので、興味ない方はスルーして下さい。
今回キッチン展示をしてくれたメーカーの1つである、
タカラスタンダードの話をします。
タカラスタンダードは、琺瑯(ホーロー)に特化した
メーカーで、特に郊外の方(農家の方)のキッチン採用率は高いです。
七宝焼きと琺瑯(ホーロー)、
前からこの2つは似ているなと思ってはいたのですが、
メーカーの担当者の方とお話をして、謎が解けました。
七宝焼きとは、金属工芸の一種で伝統工芸技法のひとつで、
琺瑯(ホーロー)とほぼ同一のものです。
七宝焼きは、金・銀・銅・鉄などの
金属製の下地の上に、釉薬を乗せたものを
摂取800度前後の高温で焼成することによって、
融けた釉薬によるガラス様、
あるいはエナメル様の美しい彩色を施します。
七宝焼きの名称の由来は、はっきりしませんが、
①宝石を材料にして作られるためという説
②桃山時代前後に法華経の七宝ほどに美しい焼き物であるという説
③尾張國海東郡は尾張藩士の梶家の次男常吉が、
江戸幕府の命により、オランダから入ってきた七宝皿を基にして、
研究の末、その製法を確立したのが始まりとも言われております。
琺瑯(ホーロー)は中国語、英語では「エナメル」、
タカラスタンダードの創始者が、琺瑯(ホーロー)の製品化の勉強の
為に行ったドイツでは「エマイル」(発音表記あってるのかな?)。
そしてタカラスタンダードの前身の会社名は日本エナメル株式会社。
もともと日本エナメルでは兵隊さんのヘルメットを作っていた会社でした。
それが戦争が終わり、ヘルメットの需要がなくなった為、
琺瑯(ホーロー)製の洗面器を作り販売しました。
わからないのは、洗面器から何でキッチンを作ろうと思ったのか・・・。
進化という表現には収まり切れない、何かを感じます。
その理由がわかったら、また書きます。
それじゃあ、またね。