2020/04/23(木)
安江工務店千種店 施工監理課 前島です。
4月も後半になり暖かい日が多くなりました。
今日は住宅に大切な断熱材の話題です。
一般的な断熱材としては、ガラスを繊維状に加工したグラスウール、天然石を人工的に
繊維状にしたロックウール、発砲プラスチックを板状にしたスタイロホームがあり
変わったところでは、硬質ウレタンフォームを吹き付ける断熱や古紙(パルプ)を繊維状にして
吹き込むセルロースファイバー断熱と様々な断熱方法があります。
性能や価格で比べると一長一短があり迷うところでもありますが
本当は断熱材で一番大切なのは施工方法なんです。
どんなに高性能の断熱材を使用して施工方法に不備があれば十分な断熱性能が発揮されません。
重要なポイントはとにかく「隙間無く充填する」に尽きます。
折角壁の中に断熱材を充填しても隙間があるととその隙間に滞留した空気に含まれる
湿気が冷やされ壁内結露の原因になります。
勿論滞留した空気を速やかの排出する事も併せて重要になります。
結論としては使う断熱材の種類にあった施工方法が正しく行える施工店・工務店
を選ぶ事が大切だと思います。
上の写真がスタイロホームとグラスウールで下の写真がセルロースファイバー断熱です。