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【南海トラフ地震】発生確率の見直しを受けて、今こそわが家の耐震性を再確認しましょう

2025/10/02(木)

こんにちは!

岐阜市・岐南町・笠松町でリフォーム、リノベーションと言えば

安江工務店岐阜県庁前店の小酒井です🌞

 

ようやく暑さも薄れかなり涼しく過ごしやすくなってきましたよね?

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

先日、政府の地震調査委員会により、

南海トラフ巨大地震の今後30年以内の発生確率が従来の「80%程度」から「60~90%程度以上」に見直されました。

 

⇧ 気象庁HP引用

 

これは計算方法の改善によるもので、地震の発生リスクが急に高くなったわけではありませんが、

「発生する可能性が非常に高い」という評価には変わりありません。

専門家も「過度に恐れず、適切な備えを」と呼びかけています。

 

私たちもリフォーム会社として、この度の発表を改めて命と財産を守るための行動を促す警鐘として受け止め、

皆様にわが家の耐震性について真剣に向き合っていただきたいなと、ブログ書いております。

 

なぜ今、耐震工事が必要なのか?
南海トラフ巨大地震は、広い範囲で震度6強〜7の強い揺れと高い津波が想定される、最大級の災害です。

 

 

 

1. 家族の命を守るために
大地震における死者の多くは、建物の倒壊による圧死・損壊死です。

特に1981年(昭和56年)以前の「旧耐震基準」で建てられた木造住宅は、

現行の基準を満たしておらず、大地震で倒壊する危険性が非常に高いとされています。

耐震補強は、家族の命を守るための最大の備えです。

 

2. 財産(わが家)を守るために
地震で建物が全壊すれば、住む場所を失うだけでなく、再建には大きな経済的負担がかかります。

耐震工事を行うことは、建物の損傷を防ぎ、大切な資産を守るための投資です。

 

3. 被害を最小限に抑えるために
耐震改修により、建物の倒壊を防ぐことで、火災の発生を防いだり、

避難生活をスムーズに開始できたりといった二次被害の防止にもつながります。

 

わが家の耐震性をチェック!
まずは、ご自宅がどの耐震基準で建てられたかを確認しましょう。

 

建築時期による対応目安

1981年(昭和56年)5月以前 旧耐震基準:大地震で大きな被害が予想されます。

必須:耐震診断を受け、早急に耐震補強をご検討ください。

 

1981年6月〜2000年(平成12年)5月 新耐震基準(中間期):法的拘束力が低く、注意が必要です。

推奨:一度耐震診断をお勧めします。

 

2000年6月以降 現行耐震基準:一定の安全性が確保されています。

安心:特に心配な場合は耐震診断を。

 

🔍 特に注意が必要な家の特徴
〇築年数が古い(特に旧耐震)

〇過去に増築を繰り返している

〇平面がL字・T字など複雑

〇1階に壁が少なく大きな窓やガレージがある

〇重い瓦屋根を使っている

 

耐震工事は「今」がチャンスです!

耐震工事には、国や地方公共団体による補助金・助成金制度が用意されていることが多く、費用の一部が支援されます。

また、所得税の控除や固定資産税の減免措置が適用される場合もあります。

 

お住まいの地域によって制度や補助額が異なりますので、まずは私たちにご相談ください。

最新の制度情報を確認し、お客様の負担を軽減できるようサポートいたします

 

<耐震補強工事に対する補助金制度>

岐阜市:https://www.city.gifu.lg.jp/kurashi/sumai/1002456/1002463/1002467.html

岐南町:https://www.town.ginan.lg.jp/1509.htm#a2

笠松町:https://www.town.kasamatsu.gifu.jp/docs/2025041600048/ ※耐震診断のみ補助が出るようで、補強工事には補助なし