安江工務店

各店一覧

映画を語ろう

2012/11/22(木)

相も変わらず、仕事と全く関係ない事を書きたがる

中村店のサワキです。

ブログの女王だった永田さんが退職し、

何故かずぼらな私がブログを書く事が多くなってしまいました。

永田さんの様に読書家ではない私が、唯一語れるとすれば”映画”

映画をこよなく愛する私が紹介する、記念すべき”映画第一号”は、

”セント・オブ・ウーマン/夢の香り” です。

1992年製作のアメリカ映画、その年のアカデミー主演男優賞を獲得。

主演はゴッドファーザーシリーズの ”アルパチーノ” とにかく最高の演技です。

共演は当時まだ新人だった、『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』のクリスオドネル

かつて英雄と呼ばれた盲目の退役軍人フランク中佐(アルパチーノ)と

彼の身の廻りのお世話をするアルバイトを引き受けた苦学生のチャーリー(クリスオドネル)の

年齢を超えた友情と、人生を掛けた旅の行方を描く感動の名作です。

フランクは世間を拒絶し自らを盲目の世界へ追い込み、ついには死に場所を求めて旅に出ます。

そんなフランクにつきあうはめになったチャーリーは、

ハーバード大学へ何人も合格させる名門私立高校の生徒。

実家は貧乏で、金持ちばかりの級友とはうまくなじめません。

かつて軍隊で英雄と呼ばれた程のフランクは凄まじい行動力で何をやるのもスケールが大きく、

その行動に振り回されながらも、いつしかフランクに惹かれていくチャーリー。

そのチャーリーは金持ちの悪友の度が過ぎたいたずらを目撃するも、その正義感から

友人の罪を黙秘し、教授陣から退学勧告を受ける事になってしまいます。

自らの命を絶つ為に旅にでたフランクは、このチャーリーとの旅の中で自分自身を

取り戻し、この有望な青年に”人生とは何か”生きる意味とは何か”を教えていきます。

アルパチーノの”本当に盲目なのでは?”と思わせてしまうほどの演技

カルロス・ガルデル作曲の有名なタンゴ ”ボルウナガベーザ” にのせて

ガブリエルアンウォー演ずる行きずりの女性ドナとフランクのダンスシーンは映画に華を添えます。

そしてフランクがチャーリーの無実を晴らす為、学校に乗り込み”演説をぶる”シーンは

何度見ても、魂が揺さぶられます。

本当の正義とは!生きる意味とは!この映画を観終わった後

きっと皆さんにもわかるはず。

ラストシーンで生まれ変わったフランクが姪っ子に言うセリフ、これがまたいいんです。

映画の題 ”夢の香り” の意味は観てのお楽しみ!

ニューヨークで二人が宿泊する ”ウォルドルフアストリアホテル” は弊社社長の安江や

中村店、中国担当の山﨑も中国出張の際宿泊した”超高級ホテル”

一見の価値ありです。

ここ20年、この映画を超える作品にはまだ出会ってません。

是非皆さんも観て下さいね。

ああ!また観たくなってきた。