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「床がふかふかする」

2011/10/23(日)

こんにちは、ナガタです

今日は変な天気ですねー…。

朝は雨ザーザーだったのに

10時頃にはやたら晴れてきて…

で、今また曇ってきちゃいました…

せっかくの日曜日なのに、お洗濯できるようなできないような…。

ヤキモキしますねっ


さてさて。こんな私もたまには仕事の話。(たまにはって…)

「(室内の)床がふかふかするから見て欲しい。」

こんなお話、年に何度も頂きます。

よく歩く場所や、出入口付近で起こりやすいのですが…原因は、いくつか考えられます。


床板の性(しょう)が抜けてしまっている。

床板の下の、下地が悪くなっている。

床下の、必要な場所に束が入っていない。

床の下地が白蟻に食べられて朽ち果てている。

床下で水漏れがあり湿気のせいで木材が朽ち果てている。


ちなみに、が多いです。

床に張ってある木材の多くは積層材(=薄いベニヤ板を重ねて接着して作ってある)

でできているので、長年上を歩いているうちに

ベニヤ板とベニヤ板の間の接着が弱くなってしまい、フワフワ浮いてくる感じになります。

どうやって直すかというと、

床材の張り替えor増し張り(悪い下地を補修した上で、上から新しい床材を張る)

で大抵解消されます


は、床下にもぐれない状況だとちょっと大がかりです。が、

床下収納や床下点検口があって、かつ人が入れるだけの高さが床下にあれば

職人さんにそこからもぐってもらって、下から施工する事も可能です

そうすれば今の床を傷めずにできるので何とも経済的☆


はチョット大変です

こないだ、3年前に外まわりの工事させて頂いたお客様から

「床が抜けちゃって…!」と久々にお電話を頂いて、

「抜けたっていうか抜けそうな状態なのかなー…」なんて思いながら

3年振りでお伺いしたトコロ、本当に抜けてました…

物置きだったので、長い間気付けなかったようなのですが

見てみると、床材も下地材も白蟻やらキクイムシやらに食われてぼそぼそに

慌てて床下の防蟻材散布&敷居や床、及び下地の取替えをさせて頂きました。

工事中、白蟻の幼虫チャンというレアキャラにたくさん出会いました


そんなこともあり、ちょっと記事にしてみました◎

たまーに床下を覗いてみて頂くことや、

定期的に点検すること

(防蟻工事は5年に1度が理想です☆

また、水漏れは毎月の水道料金などによって発見できることが多いです)

によって、床下の白蟻被害&水漏れを防ぐことが大切です

性が抜けちゃうのは経年劣化なので仕方ない面もありますが、

そこだけ替えちゃえば大丈夫な話ですから

というわけで、もしも不安な事があれば、

いつでもご相談ください


たまには(…)マジメな、リフォーム屋さんのひとり言。ナガタでした☆