2013/10/24(木)
こんにちは、豊田店の鷲尾です。
自然の中で楽しんできました。
台風の次に日に・・・
天気は見ての通りに良くかったですが風が非常に強かったです。
全て右へ飛んで行ってしまいました。(風のせい?)
以前のブログで漆喰と珪藻土の違いをお話しするお約束でしたのでします。
漆喰とは、昔から建築材料に使われている物です。
古くはエジプトのピラミットの内装。
日本でもお城や土蔵。
命や財産を守る所に使用されてきました。
珪藻土とはここ数年、建築材料に多く使われてきています。
珪藻土とは、プランクトン等が堆積した物。分かりやすく言うと粒子の細かい泥土。
非常に調湿効果があり、珪藻土の塊に水を垂らすと吸い込みが早いです。
しかし、残念な事に自らが固まる力がないのです。
漆喰は、石灰岩を燃焼させ生石灰を作り、それに水を加えて消石灰。そこにスサやぎんなん草
を加えて漆喰を作ります。
それを壁に塗り、乾燥するとまた石灰岩に変わります。
珪藻土は、建築材料として使うのに珪藻土の粉に大量の合成接着剤を混ぜて壁に塗って
いきます。
合成接着剤ということVOC(揮発性有機化合物)が発生します。
もちろん体に悪いですよね。
接着剤が劣化すると剥離現象がおきて来ます。ポロポロと・・・
簡単に言うと、
漆喰は自らが固まる力が有り、珪藻土は接着材等を混ぜないと固まらない物。
同じ自然素材ではありますが、純粋に自然素材というと漆喰の方がいいのかなと個人的には
思っております。
昔から実績のある漆喰をもっと、もっと使って欲しいです。