2015/05/05(火)
安江工務店、一宮店リフォームアドバイザー諏訪です。
すっかり暖かくなってきて、半袖でも日中は過ごしやすい陽気になってきましたね。
最近雨が多かったせいなのか、ご相談の多い雨漏り修理についてご説明させて頂きます。
一言に雨漏りと言いましても、雨漏りの原因は色々ありますが代表的な事例を上げさせ頂きます。
1.施工不良
施工不良による雨漏りの箇所には、ベランダ下部、天窓部、谷樋部、1階屋根と2階外壁の取り合い部等が多く見受けられます。
その原因はほとんどが施工不良です。雨じまいが雑であったり、防水コーキングがしていないまたは的外れの箇所にコーキングしていたり、ルーフィングのカット方法が間違っていたりなど色々な状況が見られます。
2.棟板金の浮き・剥がれ
棟板金とは、スレート屋根の棟部(頂上部)に取り付けてある金属板のことです。この棟板金が突風や強風などで浮いて隙間ができて、雨漏りの原因になります。
また、長期間の雨風や太陽光で、錆びやすくなり、固定部分がもろくなり、棟板金の剥がれることさえあります。
3.瓦部の漆喰の経年劣化
安江工務店:得意の『漆喰』ですが、漆喰は室内だけではなく、屋根の棟部(屋根頂上部)に使用されています。
突風や強い風の影響を受けるとヒビ割れをしたり、崩れが発生して雨漏りの原因にりやすいので、漆喰の雨じまいい(雨水が極力、漆喰に当たらない構造)をしっかりとしていないと、雨天の度に雨水が当たってしまい、漆喰が削れられて、そこが雨水の入口になり、雨漏りの原因にります。
4.コーキングの劣化・剥がれ
コーキングは、経年劣化や建材同士が密接している場合の風による振動や、太陽光による劣化、その建材の材質が異なっている場合は、温度による膨張率(伸び縮み)の差などで発生いたします。コーキングの剥がれにより隙間が出来てしまい、そのコーキング部の亀裂が原因で雨漏りが発生します。
この他にも雨漏れになる可能性は多種多様にございますが、
雨漏りの状況確認には、実際に水をかけながらの調査も行っております。
梅雨の時期は、もう少し!気になる方は是非ご相談下さい。
それでは、また来週!諏訪でした。