2015/11/02(月)
こんにちは 中村店の K.Sです。
先日、洗濯物を干していたら、どこからともなく音楽が聞こえてきました。
どこからともなくというか、すぐ家のそばから聞こえます。
どうも地域のイベントだったようです。
休日に音楽が流れくるというのは、とっても素敵ですね。
たまにやってほしいなと思いました。
最近は例の『基礎工事』の話が色々と広がりを見せていて、色々と不安がある方もおありになると思いますが、
今日はこの間の話の続き・・・・・中古マンションを買うメリットをお話したいと思います。
新築マンションと中古マンション、それぞれに利点があります。
ひとまず、新築マンションを買うことの良い点からいきますね。
(売却する場合のキャピタルゲインや投資目的での購入を考えている方のケースは除きます。そういった場合はマンション個別に
事情が変わってきますので・・・)
それは何と言っても新しいということ。新品です。なかなかこれに勝るものはないでしょう。
また設備面のことも見逃せません。オートロックはもちろんのこと、キッチン・お風呂・トイレ・洗面化粧
台に至るまで、年々使いやすく、スタイリッシュになっています。
ソフト面で言えば、新築マンションは全員が新しい入居者だとごいうことです。
フラットな状態から新たな人間関係を形成することができます。
また新築マンションは購入時の諸費用(登録免許税・不動産取得税)が少なくすみます。
中古物件を購入するときにかかる、仲介手数料は当然不要です。
あとは固定資産税の減額です。マンションであれば5年間、建物分の固定資産税が半額となります。
などなど新築住宅は中古よりも手厚い優遇措置を受けられます。
では中古マンションを購入するメリットはどうでしょう?
新築に比べて安いこと。完成した物件を見て購入することができること。
また、自分の買いたい部屋のまわりの住民がどんな人か、ある程度調べて知ることが
できるということです。
そして中古物件は、リフォームをすることにより、自分にぴったりの空間を作れるということです。
新築の綺麗なマンションもとてもいいのですが、そのテイストはどうしても、一般的というか普遍的というか
洗練された日本的なモダンな住宅になってしまいがちです。それは不特定多数の方に販売しなければならないので、
仕方ないことなのですがね。しかし、中古マンション+リフォームという道を選択しますと、
また間取りも自分のライフスタイルに合わせて、過ごしやすい家にすることができます。
自分の好みのキッチンやお風呂、トイレ、洗面化粧台を取り入れた、世界にたったひとつの
お家が誕生するのです。
そして住宅ローンですね。現金で購入される方は問題ないですが、
おおきな金額をローンでとお考えの方は、家を買う際の重要な問題となります。
昨今は晩婚化により、結婚年齢が上がっていますので、
当然、マンションや家といった資産を持つ年齢もあがって参ります。
平成24年度フラット35利用者調査報告(住宅金融支援機構)によると、住宅ローン申込人の平均年齢は40.8歳でした。
平成23年度は39.7歳でしたので、じわりと上がってきていますね。
住宅ローン開始時の年齢が上がると、問題になるのが、住宅ローンを借りて、それを完済するときののご年齢がおいくつかということになります。
若い方は何も心配することはないのですが、完済年齢を満80歳としている金融機関は多いと思います。
なぜ、80歳までが完済の上限かといえば、団体信用生命保険(※)の加入が80歳までだからです。
金融機関の住宅ローン借り入れは団信加入が必須です。
(老後を考えると、いつまで元気に働けるかわかりませんので、できれば60歳で完済する計算にしておきたいですが・・)
80歳の完済年齢から逆算すると、45歳が住宅ローンの借入れの境目となります。
新築で4,000万円の住宅ローンを組むと 10年固定の金利1%でも月々の支払いは112,914円です。
返済期間の平均金利を2.3%と考えると・・・(これは私見による想定です) 月々の支払いは138,746円です。
マンションの場合、こちらの返済金額のほかに管理費や修繕費が加わりますので、結構な金額となります。
であれば、新築の半分くらいの価格で、中古のマンションを買って、+全改装リフォームで理想の住まいを・・・というものありだと思いますよ。
それでは、また。