2011/02/20(日)
ニコニコ家族①
見晴らしのいい先頭のニコニコファミリカーが少し開けた場所に出た。しばらく行くと左側のほうから本道に出れる小さな道が見える。その道を本道に向かって一台の自転車に乗った女子中学生が上の空で運転していた。彼女にとってこの道は通いなれた道で、アイポットで音楽を聴きながらの運転ですっかり油断していた。お父さんはその彼女の自転車に気づいたが、まさかノンストップで飛び出すとも思えず安心しきっていた。彼女は目の前の本道が近づいていることに気づかない。そのままのスピードで渡り切るかのような姿勢を保ったまま飛び出してきた。
「あっ。」
お父さんはとっさにハンドルを切り、彼女を避けようとブレーキを目いっぱい踏み込みこんだ。
「キーーーー。」
その瞬間、彼女はニコニコファミリーカーのことに気づき自転車のブレーキを握り締めハンドルを切った。
「キーーーー。ガシャン。」
「「「「「「「「「「「「
はい。っと言うわけで、ここから先は著作権など何かと難しいこ
ともあるので、「ザックリ」カットさせていただきました。残念で
すがいきなりエンディングです。
」」」」」」」」」」」
・・・うわさになっている少し気が短い彼は、指定席をキープしたまま赤信号で止まると町並みに目を向け道を歩く人々を見た。ノー天気な部下をキレた部長が追いかけて走っているスーツ姿の二人が目に入り、
「大変だなあ。みんな時間がなくて。」
と、人様に同情できるようになっていた。
そんな自分の携帯が鳴り出した。彼は電話の相手が彼女かどうかを確認もせずマナーモードに切り替えてしまった。
「安全運転しよ。」
終わり(処女作)
えーご愛読有難うございました。
内容を知っている方は口外しないでね。
気になっている方にお知らせします。ニコニコ家族は決して不幸になりませんので安心してください。