2012/02/15(水)
みなさん、こんにちは!
まだまだ寒い日が続いていますね~しっかり腹巻をして寒い冬をしのいでいる伊藤です。
昨日は、家具メーカーのカリモクさんの研修へ行ってきました。
『革屋さんによる革セミナー』という事で、名古屋市西区にある革の問屋さんが講師で
革の製造工程についてや、動物の種類、加工や仕上げ方法により、どんな製品に使われるか
など、大変興味深いものでした。
革製品の匂いって独特ですよね。
例えば、ルイヴィトンのお店の匂い・・(私には全くご縁のない場所ですが)
あれはモノグラムの持ち手や底の部分に使われている革が植物タンニンというものを
使ってなめしたものを使っていて、そのタンニンの匂いだそうです。
革の匂いだと思い込んでいたので、目から鱗でした。
馬の臀部からとれる希少性の高いコードバンと言われる革は、丈夫なので
紳士靴やランドセルなどに使われるそうです。
コードバンなんて言葉使ったことないので、新鮮です。
知らない事を知るって面白いですよね~。
最後に革屋さんがお話しされていたことも面白くて、今、状態の良い牛皮が
大変手に入りずらいそうです。
牛革のほとんどが輸入品だそうで(ブタ革は国産が多いそうです)、
中国の勢いがすごくて、世界中の革を買い占めている事と
リーマンショックの影響で景気が悪いのに伴い、牛さんの食べ物が悪くなり
肌あれしているらしい。。
いろんな影響があるんですなぁ。
そんな状況下でも、カリモク家具さんは革に対する要求が大変高いらしく、
革問屋さんも苦労されているそうです。
本革と一口に言ってもいろいろなんですね。
上質で、こだわりの革を使ったソファをお探しの方は是非、カリモク家具さんの
ショールームで触って、五感で魅力を堪能してみて下さい。
では、また!